交通事故により生じる損害には、大きく分けて、負傷・死亡による人身損害(人損)と車両の破損等による物件損害(物損)の二つがあります。
そして、事故により必要となる費用には、事故直後に生じるものから、しばらく継続的に発生するものまで、様々なものがあります。
そこで、主な損害について、時系列ごとにまとめると、以下のようになります。
なお、以下に挙げた損害は、通常想定される主な損害であり、個々の具体的な出費等につき、事故による損害として法的に請求しうるか、請求できるとしてその金額はどの程度か、立証資料は揃っているか等判断することになります。
本来受けるべき正当な賠償金を確保するためには、弁護士による専門的な判断を受けることが重要です。
各損害の算定方法、後遺症の等級認定等損害項目ごとの詳細は、別途Q&Aで解説します。